ホームカラーとサロンカラーの違いとそれぞれのメリット、デメリット

下関、山陽小野田市で美容室を展開しているAmica(アミカ)、Angelo(アンジェロ)のディレクター中村光太郎のブログ

お客様の悩みに応えるべく髪質改善とダメージケアや毛髪科学について研究と検証を繰り返しています、中村光太郎です。弊社ディレクターとして全店の技術統括をしながら、アミカ長府店アンジェロおのだサンパーク店でサロンワークをしています。

山陽小野田市、下関長府近郊でトリートメント、ダメージケア、髪質改善、その他髪の毛のご相談はアミカ長府店、おのだサンパークアンジェロへ是非ご相談ください。またアミカ各店でも同様にご相談承っております。

生え際が伸びてきたとき、色抜けが気になったとき、気軽に染められる市販のホームヘアカラーはついつい買ってしまいやすいもの。でも自分で染めた後に美容院に行くと「ご自分で染められましたか?」と聞かれたりしますよね。自分で染めたのが何かいけなかったかな?と思いますよね。サロンカラーと市販のホームカラー、具体的に何が違うのか説明していきます。

アルカリ剤の種類が違う

まず、ここが一番違います。髪の毛を染める場合、アルカリ剤が必ず必要になります。ヘアカラーには2つの作用があって、1つは黒い髪を明るく作用(漂白作用)もう1つは髪に色素を入れる作用(重合作用)があって、その両方の作用にアルカリ剤は必要です。アルカリは髪の毛にとってダメージの原因となるものでもあります。そしてアルカリ剤にも種類があり、その特徴はそれぞれです。一般的に美容室で使われているアルカリ剤はアンモニアです。揮発性があり毛髪に残りにくいのが特徴です。その分揮発性があるので早くスピーディーに塗布を行わないと揮発してしまい、塗り始めと塗り終わりで時間差が大きくなってしまうと薬剤の質が変わってしまい、色ムラになる可能性があります。

ホームカラーによく使われているアルカリ剤はモノエタノールアミンが多いです。こちらは不揮発性であるとともに、徐々にアルカリ作用が促進する様になっていて、長時間薬剤のスペックが保たれる反面、揮発しないので毛髪にアルカリが残りやすくなります。

過酸化水素(2液)のパワー調整ができるか、できないか

ホームカラーを開封すると、2つ剤が入っていませんか?またはチューブは1つでも、押すと2種類の剤が出てきたりするタイプもありますね。先述したアルカリ剤が入っているものは1剤といい明るさと色味の調整の役目があり、過酸化水素の入っている物を2剤と言い薬剤のパワーを調整する役目があります。これはホームカラーでも、サロンカラーでも同じです。サロンカラーをベースに説明すると、1剤は色が暗いほどアルカリが少なく、明るいものになる程アルカリが多くなる様になっていてたくさん種類があるのに対し、2剤はそこまで種類がなく、1.5%、3%、6%と大まかに3種類くらいに分かれています。6%が一番強いです。つまり、黒い髪=健康毛ほど染まりにくいのでパワーの強い6%を使います。ですが2、3回カラーした髪はどうでしょう?もう明るい状態ですよね?そんな時は3%とか4.5%を使います。もう髪を明るくする漂白作用はそこまで要らず、色素を入れる重合作用のみ作用させたいからです。もっと痛んでいる毛髪であれば1.5%を使います。

この様に毛髪の状況に対して適切なパワーに調整できることがサロンカラーのメリットです。反対にホームカラーはその様な調整ができないので、傷んだ毛先にもマックスパワーの薬剤がついてしまうので注意が必要です。

色味の幅とバリエーションの違い

ホームカラーは1つのメーカーで何種類くらい売ってありますか?多くても10種類ぐらいではないでしょうか?売り物として単品で販売しているので、どうしてもそうなります。サロンカラーはお店の規模にもよりますが20〜50種類くらい揃えてると思います。また、お客様に合わせて調合したりするので、その種類はすごい数になります。カラーは同じ色で染めても人によって全く違う色に発色します。つまりホームカラーは箱に書いてある染まり上がりのイメージに近くなる人と、全く違う色になる人の差が大きくなります。反対にサロンカラーは髪質に対しての調節が細かくできるので、希望の色に仕上げやすくなります。

メリット、デメリット

サロンカラーのメリット

アルカリダメージが少ない、色味が綺麗、塗り分けによるダメージ軽減、色味の幅が広い、色むらが少ない

サロンカラーのデメリット

価格が高い、時間がかかる

ホームカラーのメリット

早い、安い、手軽、1回目は発色がいい、

●ホームカラーのデメリット

ダメージ大、汚れる、めんどくさい

まとめ

  • アルカリ剤の種類と特徴の違い
  • 過酸化水素の調整ができるかどうか
  • 色味の幅とデザイン性の違い
  • どちらにもメリットデメリットはある

この様にそれぞれ違いがありますが、僕はもちろん

サロンカラーをお勧めします。

やはりホームカラーは手軽な分、ダメージも大きく、頭皮への影響も大きいと思います。10年後、20年後もヘアカラーを楽しんでいただくには、ぜひサロンカラーを検討されてみてください。髪質に合ったトリートメントが選べるのもサロンだけですよ。